オンラインゲーム『スカッとゴルフ パンヤ』と『トリックスター」のプレイ日記(にしたいと思ってる・・・)。今後、更新ネタが無いときは何か雑記を書かせてもらおうと思っております・・・。
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2007年01月28日 (日) | 編集 |
闇い――――ジメジメとした空気がまとわりつく部屋。
その部屋は、人が生きていくことを全く想定されておらず、ただ不快な空気が充満していた。
まるで、ありとあらゆる生物を拒絶するために作られた部屋――――そんな言葉が浮かび上がってくる。
その部屋の中に、3つの人影があった。
外見から、獅子が1人と、羊が2人であることが伺える。
羊の2人は、服と髪の色が違うためかろうじて判別できる、というくらいそっくりな外見をしていた。
3人は肩で息をしながら、柱に身を潜めている。
何かから逃げているような――――しかし、逃げることが出来ない何かがある、そんな雰囲気を纏っていた。
獅子がふいに口を開く。
「なぁ――――エル。ポットはあとどれくらいある・・・?」
言葉を発している間も、柱の向こうへの警戒を怠っていないことが鈍く光る銃から伺えた。
言われて紅い服を纏っている羊がポケットを探る。
「んと・・・・・・これだけ」
そういってポケットの中から取り出したのは、4本の小さな小瓶だった。
中にはキラキラと金色に輝く液体が詰められていた。
獅子は苦い顔をしてもう1人の羊を見る。
もう1人の、青い服を纏っている羊も、苦虫を噛み潰したような顔をし、ゆっくりとポケットから小瓶を取り出す。
その数、4本。
「こんな時まで姉妹揃わなくてもいいのにね、アル姉」
エルと呼ばれた羊が苦笑する。
「同じ状況で、同じように戦っていれば、残数が同じになるのはもう必然でしょう?そんなことより、すなめりの残弾数は・・・?」
アルと呼ばれた羊が、今度は獅子に問いかける。
「こっちは残り・・・っ!!」
返答の言葉を区切り、柱から飛び出す獅子。
2発の銃声がほぼ同時に鳴り響く。
柱の影から出てきたボーンファイターが崩れ落ち、塵へと戻っていく。
「残り、28発・・・っと、今ので26発だ」
ゆっくりと獅子――――すなめりは柱へ寄りかかる。
3人は明らかに消耗していた。
この部屋に入ってから、もう3時間が経とうとしていた。
「日没まで後・・・5時間か。帰りの時間を考えると後3時間が限界のラインね」
アルがつぶやく。
すなめりは、そんなことは判っていると言わんばかりに舌打ちをする。
「すな、焦っても仕方ないよ。今は、冷静に作戦を練らないと駄目だって。それは今までの攻防でわかったでしょう?」
エルが落ち着いた声ですなめりをなだめる。
「でもっ!こうやって逃げ回ってる間にも、ねつぼそは・・・」
「冷静になれっていってるでしょうっ!!」
エルの叫びにも似た声に、すなめりは黙り込む。
「・・・ねつぼそが大切な仲間なのは、私たちだって一緒だよ?大切だから、絶対に助けたいからこそ、私たちが今ここで倒れるわけにはいかないの・・・わかるよね?」
すなめりはエルの手が震えているのを、その時になって初めて気がついた。
その手は爪が食い込むほどに強く握り締められ、うっすらと血が滲んでいた。
「ごめん、ちょっと落ち着いた。一番焦ってるのは、エルだったな・・・」
すなめりは力なくその場に座り込んだ。
「さぁ、2人とも落ち着いた?なら、もう一度冷静に私たちの戦力を洗いなおそうか」
仕切りなおしとでも言うように、アルが微笑む。
「私たちの残ポットが、8個。これは正直長期戦を挑むには絶望的な数字。同時に弾丸も残り26発という数字では、まともに威嚇射撃も出来ない始末。どのみちこれじゃあ3時間も持たないか――――ねぇ?すなめり、接近戦は・・・?」
アルの問いにすなめりはゆっくりと首を横に振った。
「そっか。まぁ、あんな化け物相手に私たちの直接攻撃が通じるとは思えないしね」
そういうアルの顔は、少しだけ残念そうな色を含んでいた。
「せめてもう一人、ねつぼそみたいな前衛がいれば・・・」
エルがつぶやく。
「無いものをねだっても仕方ないでしょ?エル。やっぱり今一番攻撃力があるのは、すなみたいだね。とどめはすな――――お願いできる?」
すなめりは、今度はしっかりと頷いた。
「問題はサポートと、どうやって『あいつ』を弱らせるか、だよね?アル姉」
2人はまるでお互いの考えが分かり合っているかのように目で会話をする。
「・・・アル姉、私が囮になる――――いいよね?」
少しだけ考え、困った顔をしながらもアルは頷いた。
「元はといえば、私のせいみたいなものだもの・・・」
ほんの40時間ほど前のことを思い出す。
「あの時、私がもっとしっかりしていれば・・・私が、受け入れれば・・・」
エルの言葉を遮るようにすなめりがエルの胸倉を掴み上げる。
「それ以上わけのわからないこと言ったら――――次は殴り飛ばす」
そういってエルを投げ飛ばすように、乱暴に胸倉を離した。
「うん。今のはエルが悪いね。何のために私たちがいるのか、わかってないの?仲間は――――助け合うためにいるんだよ?だから、一人で抱え込んじゃ駄目だよ」
すなめりとは違い、やさしく包み込むようにエルを抱くアル。
「アル姉ぇ・・・」
エルは涙目になりながら、アルにぎゅっと抱きつく。
やさしく頭をなでるアル。
それを少し遠くから、静かに見守るすなめり。
すごく長く感じたその時も、時間に換算すればほんの5分足らずだった。
アルがゆっくりと立ち上がり、目元の涙を拭う。
「ん・・・ありがとう、落ち着けた。じゃあ、始めようか、最後の頑張りを・・・」
その言葉に、二人は静かに頷いた。
(書き途中で投げ出した小説をうpする挨拶)

どうも、例の龍です。

べ、別にネタがないからとかそんなんじゃないんだからねっ!!
ほんとうなんだからねっ!!
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コメント
この記事へのコメント
テイルズ風。
つ オチ

『その後、3人の姿を見た者はいない・・・』
2007/01/28(Sun) 16:19 | URL  | るち #-[ 編集]
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